わたしの帰る場所

30代独身女性。日々のこと、心の変化などを。

30歳独身女性。
国立大卒の地方公務員。
容姿は、自分のなかでは中の上と下をいったりきたり。
端から見てる分には悪くなさそうですが、心にずっと色んなつかえがありました。
30歳になり、将来と自分の姿が鮮明になってきています。
安定しない心を抱えつつ、少しずつ前を向いきたい、生きる自信をつけたい、そんな気持ちを綴るブログ。

色褪せない

今週読んだ本


町田康が好きなんですが、

彼が薦めてたので読んでみました



それとは別に、本棚の積読本を読みました



個人的には、

梅崎春生の文体がすごく好きでした。


語り口は淡々として軽快でした。

在るべき所で、これ以上ない言い回しをパチっとはめてくるところに感心してしまいました。



砂の女は、作者のものの捉え方の鋭さが随所にあらわれていました。奇妙な世界にうまくそれを落とし込んで、物語としても一級品だと思いましたが、話の筋を普遍的なテーマに昇華させる恐るべき力量、凄みを感じました。


文学、特に昭和以前のものは、

宝の山ですね。

こわい

睡眠導入剤がないと眠れないのがつらいのです


きっと結婚したって死にたいんでしょう


夜になれば、歳を取ることが怖くて


将来のことが怖くて


とにかく怖くて怖くてたまらないです


結婚してようが、してなかろうが


子供がいようが、いまいが


怖いのです何もかも

優しいおばあちゃん

もう3年ぐらい

同じカウンセリングに通ってるんですけど、


過去の感情とか扱うんですね。




祖母のことも当然出てきてるんですけど、




祖母に、本当はどう接して欲しかったか?


という話になってきます。





もっと愛して欲しかった。


可愛がって欲しかった。



普通はそんなことを考えると思うんですけど、


自分にはそれがなくて。




こいつじゃなく、もっと優しい

おばあちゃんがよかった。


こいつじゃなきゃよかった。



ただ、そう思うんですよね。





この人に優しく接せられることすら、

想像すると気持ち悪いのです。





イメージで出てくる祖母の姿は、


いつも冷たい表情で、

赤い、大きな頭の鬼なんです。






人間関係って、


昔は仲良かったのに仲違いしてしまったとか、

昔はいい人だったのにとか、


そういう良い一面を、過去目にしたことがあるからこそ、もどかしいんだと思うんですけど





生まれた時から勝手に嫌ってきて、


好意の眼差しを向けられたことがないから





そうなるともう、

存在そのものが違和感なんですよね。





被捕食動物の感情に近いかもしれません。


ただ自分を脅かしてくる存在で。





身内にそんなやつがいるなんて地獄です。


庇護されて生きる子供にとってね。


どれだけの脅威かということです。










いまごろは子供の姿になって、


延々賽の河原で石を積んでればいいのに。



子供の姿からやり直すべきですね、あいつは。